木魚歳時記 第1045話

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笑顔に 開運の 力あり  (石川 洋)

 「いわゆる頭のいい人は、言わば足の早い旅人のようなものである。人より先に人のまだ行かない所に行き着くこともできる代わりに、途中の道端にあるちょっとしたわき道にある肝心なものを見落とす怖れがある。」(寺田寅彦
 ぼくは頭はよくありませんが勘はいい方です。ところが困ったことに「ひとりよがり」に勘をはたらかせるので、いつも勘違いして相手に迷惑をかけています。こんなのを下司(げす)の勘ぐりというのです。ひょっとしたら、勘がいいのではなくて、気ぃが小さいだけかも知れません。あれこれ気ぃを遣いすぎていつもくたくたです。

     えらさうに「ばうず」はねあげ甲虫