魚歳時記 第900話

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誠をつくす

 釈迦族の王となるはずであった、釈迦(しゃか)が出家(しゅっけ)したので、釈迦の<いとこ>で、釈迦族の王となったマハーナーマは、釈迦の教えを信じ、釈迦の教えに誠(まこと)をつくした王であったそうです。
 釈迦族は、隣国のコーサラ国から攻撃(こうげき)を受け、滅ばされてしまいます。そのときマハーナーマは「自分が池に潜って浮いてくるまで、国外に逃げることを希望っする民があれば逃がしてやってほしい」と願いでました。そして、マハーナーマは、底の柳の根に髪を結んで浮いてこなかった・・と伝えられています。

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