魚歳時記 第892話

f:id:mokugyo-sin:20131229065550j:plain

つねに聞き つねに考え つねに修める

 お経の大部分は「如是我聞」(にょぜがもん)で始まります。「是(かく)の如(ごとく)我(わたし)は聞きました」の意味です。
 仏教では「聞法」(もんぽう)といって、法(教え)を聞くことから始めます。次に「順法」(じゅんぽう)といって、法(教え)を信じることを誓(ちか)います。上記の<考える>とはこのことです。最後に<修(おさ)める>とは、法(教え)を実践することです。仏教では、教えを実践する人を「菩薩」(ぼさつ)と呼び、「菩薩」(ぼさつ)の行為(こうい)を「菩薩道」(ぼさつどう)と呼びます。ボランティア(奉仕)のことです。

     寺継ぐと便りのありて椿の実