高きに登るは低きよりする
中国の殷(いん)の時代に太甲(たいこう)の著した『書経』(しょきょう)にあることばです。なにごとでも、物事を始めるには手順がある。まず手近なところより始めよ・・と上記のことばは教えています。
仏教を学ぶということは決して難しいことではありません。なぜならば、ありがたい仏教書物を読むことも大事ですが、仏(ほとけ)の説かれた「菩薩道」(ぼさつどう)を実践することがもっと大切です。「菩薩道」(ぼさつどう)とは、すなわち「見返りを期待しない行為」つまりボランティア活動(奉仕)を実践することです。誰にでも、いますぐにでも、できることです。ただし、第一歩が踏みだせるか?