妻のこと 忘れてゐたり 琵琶の花
ビワの花はくちゃくちゃと固まって、じっくりと眺めたことはありません。でも、その花にも蜜盗人は来ていました。
「知られるところはわずか一滴の水のようで
知られぬところは
実に大海の水のようである」(『無量壽経』)
30代から50代までぼくは家庭に無頓着で・・・なにをしていたのでしょう?大黒さんのことも忘れていた?それでも我が家の琵琶の木は、ひそかに花を咲かせ実を結んでいました。もしかして蜜盗人も?あっ、しばかれる。
ビワの花はくちゃくちゃと固まって、じっくりと眺めたことはありません。でも、その花にも蜜盗人は来ていました。
「知られるところはわずか一滴の水のようで
知られぬところは
実に大海の水のようである」(『無量壽経』)
30代から50代までぼくは家庭に無頓着で・・・なにをしていたのでしょう?大黒さんのことも忘れていた?それでも我が家の琵琶の木は、ひそかに花を咲かせ実を結んでいました。もしかして蜜盗人も?あっ、しばかれる。