木魚歳時記 第139話

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炎昼の 動画シーンや えんま堂

閻魔大王

 さて、悟空は女妖怪とも仲良くなり、水連洞に戻り玄猿たちと暮らすうちに、はや四、五年が過ぎます。ところが或る日のこと、とんでもないことが起こりました。それは、幽冥界の閻魔大王から「赤紙令状」が舞い込んだのです。令状にはこんなことが記されてありました。

 「拝啓 斎天大聖孫悟空殿。まもなく貴殿の寿命は、予定終了となります。敬具」。さすがの悟空もまいりました。なぜかといえば、まだ「不老不死」の妙薬が手に入っていなからです。ずっと恐れてきたことが、現実、目の前に起こったのです。。
 「ここは俺さまが、閻魔大王と直談判するよりない」。そこで悟空は<きん斗雲>の乗り、閻魔大王と対決をするために幽冥界へと向かいます。はたして、この騒動はどうなるか?そのことはつぎに…