木魚歳時記

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木魚歳時記 第3322話

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   第一章 山村の悲劇
(一) 播磨(はりま)の姫路からおいおいと美作(みまさか)へ向かえば、山地にかかり、中国山脈の外山のすそを縫って国府の所在地たる津山の南から那岐山(なぎさん)のふもとを西南に歩みつづけた末は、奥美作の高原地帯、真庭郡から四十曲峠(しじゅうまがりとうげ)を下って隣国の日野郡に出る出雲街道は、大和朝廷が出雲との交通路として早くから開け、山陽と山陰とをつなぐ幹線となっている。その枝路に津山から岡山に抜けるのがある。
(佐藤春夫『極楽から来た』)28

      優曇華にもつとも近き求道僧   優曇華(うどんげ)

「ボクの細道]好きな俳句(1073) 能村登四郎さん。「寡作なる人の二月の畑仕事」(登四郎) 寡作(かさく)とは、芸術家などが年間少しの作品しか発表しない人を指していうようです。この寡作といわれる作家が、二月(農閑期)に畑仕事に精を出すというのですから変わっています。こうした作家が得てして優れた作品を残されることが多くあるようです。