木魚歳時記 第2989話

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 (学生ウダヤの質問)学生ウダヤがたずねた。「瞑想に入って坐し、煩悩の汚れなく、一切の事物の彼岸に達せられた(師)におたずねします。無明(むみょう)を破ること、解脱(げだつ)について説いてください。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(744) 能村登四郎さん。「改札に人なくひらく冬の海」(登四郎)「無人駅の人気のない改札を通れば冬の海が広がっていた。」そんな景が浮かんできます。海岸線に山並が迫るようなところを縫って走るローカル線のひとり旅も、また、過ぎた「思い出」をめぐらせるにはぴったりです。

 「今日のことば」
         速度を上げるばかりが、
         人生ではない。
        (ガンジー)

         探しもの見つけましたか二月尽