(カッサバ仏は答える)「この世で、性質が悪く、借金を踏み倒し、密告をし、法廷で偽証し、正義を装(よそお)い、邪悪を犯す最も劣等な人々、これらが(なまぐさ)である。肉食することが(なまぐさ)なのではない。」(スッタニパータ)
さて、ブッダ=「仏」=「覚れる者」であるならば、「覚れる者」はゴータマ・ブッダ(釈尊)の外にたくさんの「仏」(ほとけ)が生まれても不思議はありません。事実、大乗経典の中には、阿弥陀仏(あみだぶつ)、薬師仏(やくしぶつ)、大日仏(だいにちぶつ)、盧舎那仏(るしゃなぶつ)、弥勒仏(みろくぶつ)など大勢の<仏さま>が登場されます。
あざやかに菊を活けたりおもてなし