(釈尊は答えた)「おびただしい富あり、黄金あり、食物ある人が、ひとりおいしいものを食べるならば、これは破滅への門である。」(スッタニパータ)
以上、ヒンドゥー教・バラモン教と原始仏教とのかかわりにつて述べて来ました。そこで次回より、古代インドのヒンドウー教・バラモン教の信奉する『ヴェーダ聖典』に登場する「神」。やがて原始仏教に取り入れられ、仏教の守護神となる「神」。さらには、後期仏教(「大乗仏教」)の伝来に伴い、我が国において信仰を集めることになる「神」(諸神)について触れてみたいと思います。
さみだれの京の小路に辻いくつ
小路(こうぢ)