(ヴァッサカーラは問う)「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第六の破滅です。先生! 第七のものを説いて下さい。破滅への門は何ですか?」(スッタニパータ)
最初に「帝釈天」(たいしゃくてん)について。帝釈天はインド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』、古代インドの仏教説話『ジャータカ』などに登場するインドラ神です。インドラ神は、理想化されたアーリア戦士の姿をとる英雄神です。大宇宙の神「梵天」(ぼんてん)と共に仏教に取り込まれ、勧善懲悪(かんぜんちょうあく)の守護神となります。
羅の僧にふと出る鼻小唄
羅(うすもの)