木魚歳時記

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木魚歳時記 第746話

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薬上菩薩の玉幡は住行向地の階位あり

 薬上菩薩(やくじょうぼさつ)は、薬王菩薩(やくおうぼさつ)の弟にあたります。ともに良薬の徳をもって衆生を救って下さいます。手には玉飾りのある「幡」(ばん)、つまり旗竿をお持ちになります。

 「行住坐臥」」(ぎょうじゅうざが)の「四威儀」(しいぎ)のうち、「住」(じゅう)とは<とどまる>つまり静に考えることであります。「行」(ぎょう)とは行動を起すことであります。薬上菩薩(やくじょうぼさつ)の掲げる玉旗(はたかざり)は、衆生救済の願いを現わすようにへんぽんとひるがえります。

     薄氷の闇に固まる痛さかな