木魚歳時記

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木魚歳時記 第584話

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 「あなたたちも聞いているとおり「隣人を愛し敵を憎め」と命じられている。しかし、わしは言っておくが、敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。・・・・自分を愛してくれる人を愛したとしても、なんの報いがあろうか」(『新約聖書』)

 キリスト教(新約)の愛は<アガペ>というギリシャ語で呼ばれます。神自身の本質は愛だとされる<愛の神>であります。その神は愛ゆえに人間を創造されました。この「神の人への愛」にこたえるため、人は「人の神への愛」として、己を捨て<神の愛>に入るとき、人は<神の子>として「人の人(隣人、敵)への愛」をはたしうるのです。すなわち<愛の人>となることができるのです。これは「与える愛」(自己犠牲的な愛)ではありますが、その底辺には、父なる絶対者への「合一の欲求」が潜んでいるとみてよいでしょう。

   初髪や日本最古のをんな神