木魚歳時記

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木魚歳時記 第417話

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百畳に 忍び入りたる 夏の月

 百畳とは大げさな、ぼくの寺のことではありません念のために。さて「夏の月」とは「月涼し」の感覚です。酷暑の盛りというのに・・・このように、俳句の世界では、1~2ヵ月先の感覚を詠みますから、ぼくのようにせっかちな人間には向いているようです。

  「ももくり三年柿八年。人は百でもなりかねる」(深沢 七郎)

 平均寿命が延びた加減でしょうか?「古稀まれなり」なんて言葉は死語になりました。作家にしても、絵描きさんにしても、経営者にしても・・・歴史に残るような人物は、昔は、30歳代で一家を成したようです。しかし、現代では・・・ということは「一過性」のぼくなども、まだ?