木魚歳時記

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木魚歳時記 第272話

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妻のこと 忘れてゐたり 琵琶の花

 ビワの花はくちゃくちゃと固まって、じっくりと眺めたことはありません。でも、その花にも蜜盗人は来ていました。

 「知られるところはわずか一滴の水のようで
  知られぬところは
   実に大海の水のようである」(『無量壽経』)

 30代から50代までぼくは家庭に無頓着で・・・なにをしていたのでしょう?大黒さんのことも忘れていた?それでも我が家の琵琶の木は、ひそかに花を咲かせ実を結んでいました。もしかして蜜盗人も?あっ、しばかれる。