木魚歳時記第4594話

f:id:mokugyo-sin:20211102094517j:plain

 「時に、この二月、新しい大仏殿の南廂での三部経説法には南都の人々を随喜のるつぼに投じたと申すでないか」
(佐藤春夫『極楽から来た』)1235 

         橙の部屋いっぱいに香りけり  橙(だいだい)   

 「ボクの細道]好きな俳句(2333) 摂津幸彦さん。「幾千代も散るは美し明日は三越」(幸彦) 百貨店の美術工芸品を堪能するのは楽しい。美しいものを美しいと受け止めて鑑賞できるのは嬉しい。

実は互いを恐がっているから
群れるのだ
(ヘルマン・ヘッセ)