その生母の仁和寺の石蔵にいたのに問えばその許から逐電した後で、その後は杳(よう)として姿をどこにも見せなかった。人々は義経の少年時代の武芸の師、鞍馬の天狗から隠れ蓑(みの)を授かったとうわさしたが、いづくんぞ知らん、
(佐藤春夫『極楽から来た』)1164
朴の花へろへろすするワンタン麺
「ボクの細道]好きな俳句(2261) 川崎展宏さん。「炭の塵きらきら上がる炭を挽く」(展宏) 出来上がった炭をにまとう埃(ほこり)のさまを詠ったものでしょう。今でも昔の手順で炭は、奥山の一軒家で細々と作られているのでしょうか?
歩いたあとに
一輪の花を咲かせたい.
(石川 洋)