こんな情勢のなかで遷都を望む声は日々に高まり、都を京都にかえせば遠地の動揺も近国の賊も平定するだろうという意見もあり、清盛も多数の意見の前にしぶしぶ我を折って十二月に十五日、ついに還都した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1094
春浅し外科と内科とリハビリ科
「ボクの細道]好きな俳句(2186) 桂 信子さん。「駅の鏡明るし冬の旅うつす」(信子) この作者としては、やや、ドッキリ感んの少ない作品です(笑)。まあ、旅の終わりはこのようでありたい。
人生はやり直すことができない。
しかし見直すことはできる。
(金子大栄)