(サビア) 師(ブッダ)は答えた「この世で一切の罪悪を離れ、地獄の責苦(せめく)を超えて努め励(はげ)む者、精励する賢者、そのような人を(努め励む者)と呼ばれる。」(スッタニパータ)
[ボクの細道]好きな俳句(164) 本井 英さん。「八月や死なれし話死ぬる話し」(英) 「死なれし」とは、身内の大事な方を亡くされた話でしょう。「死ぬる」とは、今、会話を交わしているお互いのことでしょう。いずれにしても、ある年齢ともなれば、こんな会話が日常茶飯事にように交わされます。このように「死」を詠んたとしても、さらりと観賞できるのは座五の字余りが効を奏しているのだと思います。
どんがめが腰をぎしぎしやつてゐる
どんがめ=たがめ虫