(勝れた宝)「この世また来世におけるいかなる富であろうとも、天界における勝(すぐ)れた富であろうとも、われらの全(まった)き人(如来)に等しいものは存在しない。この勝(すぐ)れた宝は、目ざめた人(仏)のうちに存在する。この真理において幸せであれ。」(スッタニパータ)
「この真理において幸せあれ」。古代インドにおいて真理・真実である(こと)は、必ずそのとおり実現されると考えられました。ですから『スッタニパータ』は<真実のことば>ですから、『スッタニパータ』のことばは、必ずそのとおり実現されると考えられました。