木魚歳時記 第2048話

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(勝利の教え)「また、その頭(頭蓋骨)は空洞であり、脳髄(のうずい)でみちている。しかるに愚(おろ)かな無明(むみょう)に誘われて、身体は清らかなものだとの思いをなす。」(スッタニパータ)

 古代インドで脳髄が思考の源との知識は有さないはず?ですから脳髄の形状から、それを<汚いもの>と考えていたのでしょうか? さて、BC6~5世紀頃に登場する、ゴータマ・ブッダの教え(仏教)は、バラモン教(広義にはヒンドウー教)に異端視されつつも、バラモン教の高名な指導者(神霊)たちにつきつぎと崇拝され、彼らを弟子とすることになります。  

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