(雪山の神霊は問う)「何があるとき世界は生起するのでしょうか? (世間の人々は)何に対して親しみ愛するのですか? 世間の人々は何ものに執着(しゅちゃく)しており、世間の人々は何ものに悩まされているのですか?」(スッタニパータ)
坐禅して瞑想に耽(ふけ)るゴータマ・ブッダを訪ねた神霊二人は、上記のごとく、「この世の成り立ち」「愛欲」「執着」「煩悩」など、人間の有する根本的な疑問、悩みについて問いかけます。ゴータマ・ブッダは二人の神霊の問いかけに対して、次のように答えられます。
熱帯夜シーツにからむ骨と筋
筋(すじ)