(二人の神霊はいう)「(解脱への道を)説き示す人、(解脱への道を)解き明かす人、あらゆることがらの究極をきわめ、怨(うら)みと惧(おそ)れを超えて目ざめた人、ゴータマ・ブッダに尋ねてみよう。」(スッタニパータ)
雪山に住む神霊と、サータ山に住む神霊(七岳)のゴータマ・ブッダに対する崇敬の気持ちは(二人の問答を通して)頂点に達しました。そこで前項において触れたように、二人の神霊たちは、雪山(ヒマラヤ)の麓にあって説法をされるゴータマ・ブッダと直接お出会いし、ゴータマ・ブッダの<目覚められた>様子を拝することになりました。
脳髄の何やらたぎる多佳子の忌