「われらは、(破滅する人)のことについてゴータマ(釈尊)におたずねします。破滅への門とは何ですか? 師(釈尊)にそれを聞こうとしてわれらはここに来たのです。」(スッタニパータ)
「われら」とは、バラモン(僧侶)であるヴァッサカーラたちを指します。さて、古代インド(BC6~5世紀頃)において、「神」とは、ヒンドゥー教で信奉されるヴェーダ聖典に登場する<神>のこと。「師」とは、いささか<神格化>された教団の指導者を指すと考えられます。すなわち、ヴァッサカーラは、ゴータマ(釈尊)に対して敬意を表しながら接して来たことになります。
腹筋は男の美学黄雀風
黄雀風(こうじゃくふう)