木魚歳時記 第1859話

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 竹野神社

 竹野神社(たかのじんじゃ)は、垂仁天皇に仕えた<竹野姫(たかのひめ)>が、老いて郷里の竹野(たかの)に戻り、天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀ったのが始まりと伝えられています。江戸期には、宮津、出石(いずし)両藩の歴代藩主の崇敬(すうけい)が篤く、かつ、地元猟師も丹後の明神として信奉したことで大いに隆盛を迎えたと伝えられます。摂社に斎宮神社(いつきのみやじんじゃ)を擁するところから、竹野神社の別名として<斎宮(いつきのみや)>と呼ばれることもあるようです。十月十日に行われる祭事である「竹野(たかの)のテンキテンキ」は、府登録無形民俗文化財に指定されています。ご利益は海上安全、海月(くらげ)除け。(竹野郡・丹後町)

      山道はどんどん雪が深くなり