木魚歳時記 第1803話

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 目疾地蔵(めやみじぞう)

 「目疾地蔵」は、浄土宗・仲源寺(ちゅうげんじ)の俗称です。治安二年(1022)に定朝(じょうちょう)が四条橋東北に地蔵尊を祀り本尊としたのが始まりと伝えられます。安貞二年(1228)の洪水に止雨の祈願を行い、以来、地蔵尊は<雨止地蔵>と呼ばれるようになったそうです。この「雨止」が「「目疾」に転訛(てんか)して、いつか「目疾地蔵」と称されるようになり、眼病に霊験あらたかな地蔵尊として信仰されるようになtっったそうです。後堀川天皇の勅願時(ちょくがんじ)となり、仲源寺の勅額が下賜され、天正十三年(1585)秀吉の都市計画で現在地に移転いたしました。東山区・四条大和大路東入る・祗園町南)

     悪漢のここにあつまる松毛虫