金魚の昼寝
赤いべベ着た 可愛い金魚 お眼々をさませば 御馳走するぞ
鹿島鳴秋作詞。大正8年に発表され、昭和4年、童謡集『鹿島鳴秋童謡小曲集』で一躍有名となったそうです。金魚への近親間と、弘田龍太郎作曲の優しいメロディーともあいまって、まるで子守唄のように母子の間で歌い継がれてきたのでしょう。さて「何年もの間、何度も薄氷(うすらい)を眺めるうちに、一句だけ薄氷の句ができた。モノは、実物をあまり見すぎると、句にしたとき案外抽象的になってしまうようだ」。とありました。
金魚の昼寝
赤いべベ着た 可愛い金魚 お眼々をさませば 御馳走するぞ
鹿島鳴秋作詞。大正8年に発表され、昭和4年、童謡集『鹿島鳴秋童謡小曲集』で一躍有名となったそうです。金魚への近親間と、弘田龍太郎作曲の優しいメロディーともあいまって、まるで子守唄のように母子の間で歌い継がれてきたのでしょう。さて「何年もの間、何度も薄氷(うすらい)を眺めるうちに、一句だけ薄氷の句ができた。モノは、実物をあまり見すぎると、句にしたとき案外抽象的になってしまうようだ」。とありました。