木魚歳時記 第1022話

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ただほれぼれと 掌をあわせたい
かしこいひとが いったように (八木重吉

 きれいな花模様のグラスが描いてあり、その横に血を流した女性が描いてありました。哲ちゃんが描いた「地雷」の絵のことです。
 「きれいな花模様の絵を描いていたらな、テレビで戦争(地雷)のニュースが流れてきたやんか・・」。血を流した女の人がかわいそうそうやから、お花を描いたグラスのそばに描いてあげたの・・」。
 感じたままを、自由な気持ちで自由に絵にできることは、心が自由であるということです。

      骨拾ふことなき兄よ浮いてこい