木魚歳時記 第476話

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 今週は元気が出ません。一日中ごろごろしていました。やっと届いた辞典も積読です。元気な友達が「こんなしんどい夏は始めて」と便りをくれました。しかし、私は、うかっりした事は言えないし~。茸ご飯でも食べて元気をだしましょうか。(おうま) 

    「中年の孤独死むなし濃龍胆」(おうま)

 お袈裟について知りたい・・・とおうまさん。古代インドでは、男でも女でも、日常生活は下衣(アンタリ-ヤ)と上衣(ウッタリーヤ)でした。仏教徒もこの習俗にしたがって、下衣(アンダエ)と上衣(ウッタラーサンガ)を用いたようです。そして、日常生活は下衣だけで、つまり上半身は裸で過ごしたようです。でも、托鉢など外出のときは、「大衣」(サンガーチィ)という<上着>を用いました。その色が地味な「赤褐色」(カーシャ)であったところから、カーシャを音訳して「袈裟」(けさ)となったようです。

    策略にざらりと堕ちる鬼やんま