木魚歳時記 第474話

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 萩寺に行ってきました。母とよく行きましたが、今日はひとりで。ツクツクボウシがまだ忙しくないてましたが萩はすこし遅かったようです。本堂には「聖観音」様が・・・お参りの後で「萩茶」をいただきました。(おさる) 

   「萩の茶や夢は明日をかけめぐる」(おさる)
 
 よかったですね。さて、「梵鐘」(ぼんしょう)の飾りについて・・・一番上は鐘を吊るす「竜頭」(1匹か2匹)です。その下が「笠」、そして模様のある部分が「上帯」と呼ばれます。そこから「紐」(ちゅう)で四方に区分されます。また、上の部分にイボイボ「乳」が百八個あって、煩悩の数をあらわしています。中ほどの広い部分が「池の間」。この部分に銘や紋様を彫り込みます。また「紐」(ちゅう)の交差するところに、蓮の花をした「撞座」があり、ここを撞木(しゅもく)で突くことになります。

   ほろ酔の鬼三匹や萩の宮