2022-09-15から1日間の記事一覧

木魚歳時記第4907話  

建暦元年十一月二十日,五年振りで都に還り入京の日よりももっと盛んな人垣の念仏で迎えられた法然は「されどここの法は人止めんとすれども法はとどまり給わず」と喜んだが、その翌年の新春早々から病床に就いた。五年間にさらされた潮風や谷の嵐が老躯にし…