2022-08-21から1日間の記事一覧

木魚歳時記第4882話 

と見ているうちに視野をさえぎって半間はばの土間一ぱいに通って来るものが近づいて来たので首をひっこめた。「おやじ、何か用かい。また酒手の催促ならもう沢山だぜ」と座敷にへ首を出していう。二人は酒気は帯びていないがてっきり赤鬼、青鬼である。おや…