2022-08-09から1日間の記事一覧

木魚歳時記第4870話 

法然はこの戦跡地を弔おうとするかのように船を捨てて馬に跨(またが)り、馬の口を平家の遺弧(備中守師盛(もろもり)朝臣の子)勢観房源智にとらせ、松帆の浦あたりから吹き通う春風のなかに、ゆるゆると馬をうたせつつ、往時を語り弔い、権勢の空しさを…