ひとり玉日姫だけでなく、九条家では、藤原氏一支流たる日野氏の出で係累のないこの僧を好個の婿とみて、この婚姻の成立に八方手を尽くしたものであった。 また善信はこの至純の女性を通じ、聖徳太子のごとく庭を足場として法界の摂化(せっけ)を志したので…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。