2022-07-02から1日間の記事一覧

木魚歳時記第4832話 

この日以来、程近く吉田あたりに仮寓して日夕、吉田の庵に通いはじめた親鸞は、これを八歳から育てられた得度以来の師に背くような行為に当たるものとつらい思いを打ち消すすべもない心でありながら、新しい師に接すればその罪も消えるかに思えた。(佐藤春…