松虫、鈴虫の二女は粉河寺にあって道心堅固に念仏修行をしていたが、その後の安楽房や住蓮房の消息を知りたさに上洛して、彼らが死刑のの事を知り二女は相携(たずさ)えて鹿谷(ししがたに)に赴き、安楽寺庵室の前に後追い心中をして果てたのは、いよいよ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。