吉水の学問部屋にいた遊蓮房円照というのは入道信西少納言通憲の子、少納言是憲であるが、平治元年、父信西の謀反の罪に連座して佐渡に流されて後、二十一歳の時発心出家し、はじめは『法華経』を読んでいたが、後には、上人の弟子になって一向に念仏してい…
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