(四) 生きてよも明日まで人はつらからじこの夕ぐれをとはばとへしか という式子内新王の一首はその調べの流暢哀切にも似ず、一読直ちにその意を汲み取りにくいかも知れない。「人はつらからじ」の一句の「人」が相手を指すとも自己自身を客観的にいうもの…
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