法然がこの手紙を内親王に差し上げたのは、正治(しょうじ)三年正月に十五日薨去(こうきょ)の御病床へではなかろうか。内親王は前年から病ませて十二月ごろには病勢も進んでいたから、正治二年末から正治三年年頭の事と思われる。房籠りの念仏とはおそら…
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