当時の人の観念としての斎宮も斉院も神に嫁ぐのだから、室に入っては神の妻として奉仕するというわけ。従って一身の貞潔を旨とするものであった。斎院の初代嵯峨天皇の有智子(うちこ)内親王はすこぶる史記漢書に渉(わた)り、兼ねて画と詩文に達して居ら…
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