第二十九章 浄土の恋 (一)この時代、特に後白河法皇は、まことに盛大な造寺事業を続々と遊ばされものであった。これは申すまでもなく仏教に対する深い御帰依の現れであるが、また一面、造寺によってこれに付属する荘園をつくり営み、摂関家その他に属して…
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