義経が喜んでこの任に就いた時、法皇は定めし、これで鎌倉の大勢力を政治と軍事のとの二つにきっぱりと二分し得たとほくそ笑ませたことと思う。それだけに頼朝のにがにがしさは言語道断のものがあり、頼朝の目には義経は単に憐れむべき愚弟であなく、施し難…
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