義経は兄の志は知らなかった。しかし後白河法皇は夙(つと)に頼朝の野望は察知していたから、将来、朝廷の大敵となる鎌倉方の有力な大将軍義経を検非違使という大任であらかじめ買収して置いたのであった。(佐藤春夫『極楽から来た』)1316 小春日の浮気の…
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