義経は兄の志は知らなかった。しかし後白河法皇は夙(つと)に頼朝の野望は察知していたから、将来、朝廷の大敵となる鎌倉方の有力な大将軍義経を検非違使という大任であらかじめ買収して置いたのであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1316
小春日の浮気の虫やむむむむ
「ボクの細道]好きな俳句(2416) 矢島渚男さん。「離鴛鴦流れてゆきぬ鴛鴦の間」(渚男) 昔、動物園で、オシドリ夫婦の喧嘩を見てしまいました。今、ボク(退院のあと)とすれば、万事「仏の顔は何度でも」(伝道掲示板)と思い込んでいました。が、女房からすれば「仏の顔も三度まで」(伝道掲示板)なのでした(汗)。嗚呼。
仏心とは、大慈悲これなり。
無縁の慈をもつて、
もろもろの衆生を摂す。
(「観無量寿経」)