頼朝はこの直言に感激の涙を抑えつつ、奥州征伐の時つけた甲冑に鞍馬三頭、それに金銀をそえて贈ったが、和卿は甲冑は造営の釘料として東大寺に施入し、鞍も一つだけは、東大寺のために寄進したが、名馬以下の品々はすべて返却した。 (佐藤春夫『極楽から来…
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