(五)頼朝は約一ヶ月の滞京中かねてから政治的に結んでいた兼実と互いに相往復して交情を温め政策を打ち合わせていた。後にして思えば征夷大将軍に任じられたい運動であったらしいが、一日、法皇から髪切丸を賜った話を持ち出し「院はなかなか油断のならぬ…
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