摂政基通ははじめ鳳輦(ほうれん)に供奉したが、不意に北山かけて走り逃げた事や、池殿に火をかけて行幸を追ってきた頼盛が、急にくびすねをめぐらし引き返したと聞いても、火をかけて家を捨てた半時の後に変わる人ごころの目まぐるしさを、宗盛は今さら驚…
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