この時、旧都の柱に、 百年をよかへり迄に過ぎこしに 愛宕の里は荒れや果てなん とあったのは四百年来の旧都に対する愛惜で、また東寺の道ばたに札を立て 咲き出づる花の都をふり捨てて風ふく原の末ぞあやふき と落首した者のあったのは、平家に対する憤りを…
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