この時、頼政勢はわずかに五十騎あまりにしか過ぎなかった。元来が極秘の挙兵のはずで、連絡は競にさえさしひかえていたほどであった。討伐軍に加えられたのは全く意想外のでき事で、兵を集めるいとまもなかったから、この寡兵(かへい)であったのであろう…
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