2021-01-01から1日間の記事一覧

木魚歳時記第4369話

妻栄子は夫亡き後は院の女房として丹後局と呼ばれたが、今選ばれて鳥羽殿で君側に奉仕中、三年目には法皇との間に一女覲子(きんし・後の宣陽門院)を生んだ。これもまた容易ならぬ才女で稀有(けう)の女政治家であった。法皇の晩年まで奉仕して摂政や関白…